第10課-数を聞く表現

買い物やその他日常会話でよく用いられる表現です。中国語”几”と”多少”を用いた数の尋ね方を覚えましょう。

“几+量詞+名詞”で少量の数を聞く

例文:你家口人?
 
ピンイン:nǐ jiā jǐ kǒu rén
 
日本語訳:あなたは何人家族ですか。
 
解説:”几”は10以下の少量の数を聞く時に用います。しかし”今天几月几号?”のように10以上の数字が関係しているものも尋ねることがありますが、時間や日付といったものに限られてきます。

“多少+名詞”は0~∞の数を聞く

例文:这个苹果一斤多少钱?
 
ピンイン:zhège píngguǒ yì jīn duōshao qián
 
日本語訳:このリンゴは500gいくらですか。
 
解説:幅の広い数量を聞くことができる便利な表現です。”几”と違って尋ねる時に数量詞を省くことができますが答える時は数字の後に量詞を付けます。(回答例:一斤三块钱 yì jīn sān kuài qián)

“多+形容詞”でどのくらいなのか尋ねる

例文:万里长城(有)长?
 
ピンイン:wànlǐchángchéng ( yǒu ) duōcháng
 
日本語訳:万里の長城はどのくらい長いですか
 
解説:主語と”多”の間にある”有”は省略することができます。上記の文だと「どのくらいの長さがありますか」の「~がある」の部分と考えていただければ十分です。
 
“多”に付く形容詞は通常程度の大きい方のものが付きます。
多大(⇔×小)、多宽(⇔×窄)、多高(⇔×低)

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