動詞フォーカス中国語入門
~動詞を中心とした学習法で中国語文法の基礎を据える~
商品概要:PDF版、音声ファイル、メールサポート
販売元:下記リンクを参照
おすすめ度:★★★★★
◆教材の特長
当教材の特長は動詞中心に考えて学習を進めてゆくところです。日本語は動詞の種類が少ないだけでなく動作を形容詞で代用できるものもあるので、動詞はあまり重要視されていません。
しかし、中国語は英語と同じ語順なので動詞が中心になります。
(I love you.=我爱你。のように)
動詞を中心に学んでゆくと、動詞の前に来るもの/動詞の後に置くものとして整理がつくので、語順を容易に覚えることができます。相手に伝わる中国語のポイントは語順なのでしっかり覚えれば中国語力が身に付きます。
著者は10ヶ国語を使えるようですが、多言語を使える人の特徴は基盤となる学習法を持っているので覚える言語を増やしてゆくだけという話を聞いたことがあります。
羨ましい限りですが動詞中心の学習法は確かに説得力があります。
◆本教材が親切だと思った点
全編200ページが全てカラーで品詞ごとに色分けされています。管理人もテキスト学習で品詞の色分けをしましたが、かなり面倒な作業です。繰り返しになりますが、動詞を中心に考えて品詞の位置だけ分かれば中国語の文法は簡単です。
元々日本人が知っている漢字(初級者レベルだと日-中の意味が一致しているものが多い)なので、公式に基づいてパズルのように組み合わせさえすれば良いのです。
ピンインのカタカナ表示が全くないので癖がつきにくいです。一般のテキストの場合はカタカナ表記がありますが、間違った発音が身に付いてしまうだけでなく言葉の流暢さも失われてしまいます。
最初の段階でカタカナ表記がないのは厳しく感じるかもしれませんが、後になってカタカナを見て発音しなかったことに感謝できる日が来るはずです。
音声ファイルも付属されています。(約6時間12分)日本語解説部分も含めてテキスト全てを音声化しており、男女の音声の比率も良く入っているので場所を問わず学べます。
総評は当教材の学習法は論理的で説得力がありオススメです。
≫≫ 動詞フォーカス中国語入門
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