第30課-受け身の表現
◆受身の基本表現を覚えよう
S(される側)+(被・让・叫)+(する側)+V
→S(される側)は(する側)に、V~をされた
“被”を使った受け身文
例文:我的电脑被小偷偷走了。
ピンイン:wǒ de diàn nǎo bèi xiǎotōu tōu zǒu le
日本語訳:私のパソコンは泥棒に持ってゆかれた。
※”被”の後の動詞は必ず他の成分がつかなければならず、動詞一語だけでは使えないというルールがあります。
書面語として用いられることが多く、会話では”让・叫”を用いられることが多いです。”被”の後の「する側」が分かりきっている場合などについては省略することができます。
“被”を使う文は一般的に「被害」の意味合いがあり思わしくないことが発生したことを示す場合が多いですが、単に受け身文として用いられることもあるので、文脈から判断しましょう。
“让・叫”を使った受け身文
例文1:我让老师批评了。
ピンイン:wǒ ràng lǎoshī pī píng le
日本語訳:私は先生に叱られた。
例文2:我的电脑叫孩子弄坏了。
ピンイン:wǒ de diàn nǎo jiào háizi nòng huài le
日本語訳:私のパソコンが子どもに壊された。
※もし”让・叫”を使った文が使役文と混同してしまうのであれば、(する側)の後ろに”给+動詞”にすれば使役文にはならないので確実に伝わります。
“被”の文では行為者(する側)を省略することができますが、”让・叫”の文では省略することができないといった違いがあります。
※疑問文は文末に”吗”を置き否定文は”被・让・叫”の前に否定語を入れます。
第29課でも学んだように”让・叫”は使役文でも用いられます。使役文では動詞として用いられるのに対し、受け身文では介詞として用いられますので注意しましょう。
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