目標を思い描く

砂漠

中国語学習において目標を思い描くのは重要なことです。どんな目標を定めるかによって、使う教材やテキスト、学習法やかける時間さえ違ってくるからです。

中国語を学び始める際のきっかけは「何となく」とか「英語と中国語のどちらか迷って、中国語に決めた」と言ったものかもしれません。
 
このように学び始めは明確な目標がはっきりしていないことがあるかもしれません。しかし、言語の習得はモチベーションが要るものなので、継続するためには具体的に目標を思い描くことが必要です。

学習法

例えば、中国語検定の取得が目標なら、基礎的な文法を学び試験問題に精通することです。字幕なしで映画を見たいのなら、リスニング力の強化と日本のドラマの中国語版を数多く見ることで、力を養えるでしょう。
 
このように目標によって学習法が大きく異なりますので、基礎的な文法学習を終える頃までには目標を定めておくと回り道をしないで済みます。

学習にかける頻度や時間

どの程度まで中国語を極めたいのかによっても異なります。短期で身につけたいのであれば3~6ヶ月スパンでの学習計画・集中的な学習が必要です。
 
趣味として捉えているならば年ごとの単位で考えれば良いので、週1~2回の学習で毎回の学習にかける時間もさほど多くないかもしれません。
 
習得したい目標によって学習期間とかける時間の密度が異なることを覚えておきましょう。

目標は1つだけでなくても良い

「中国語検定に合格して旅行も楽しめるようになりたい」と言った具合に複数の目標があるかもしれません。また、1つの目標を追い求めてゆくうちに「副産物」的な効果を得られるかもしれません。
 
ただ、あまりにも多くの目標を設定してしまうと、どれも達成できなくなることもありますので的を絞って順番に努力してゆくことをおすすめします。

時には目標を変更することも必要

学習を進めてゆくうちに、当初の自分の目標が達成できないことに気付いたり、さほど関心が持てなくなっていると感じることがあるかもしれません。
 
まず、学習法を見なおして目標に見合ったものか確認します。それでも効果が上がらないと感じたら、思い切って目標を変えてみるのも大切です。
 
効果が上がらないと挫折につながり、挫折感は学習の放棄にもつながります。現実的な目標設定は学習を楽しく続けるためのコツです。

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