インプット/アウトプット学習の関係

中国語学習でインプットとアウトプット学習の違いを理解しておくと、学習分野を意識しながら効率良く学べます。
 
図にするとこんな感じです。

 インプット  アウトプット
  読む   書く
  聞く   話す

 
“インプット/アウトプット”この2つは表裏一体の関係です。中国語を読めれば書けるようになりますし、聴き取れれば話せるようになります。
 
中国語初学者であれば、まずは”読む・聞く”のインプット作業を行います。中国語の知識がなければ”アウトプット”する材料がないからです。ある程度知識が蓄積されてゆくとアウトプットできるものが備わってきます。
 

どうすれば”読む→書ける”/”聞く→話せる”になるのか?

その前に、”読む・聞く”のインプット作業と同時並行で行うのは単語学習です。単語を練習する際は、単語を読んで書けるだけでなく聞き取れるようにしておきましょう。キクタン中国語がおすすめです。
 
語彙を増やしてゆくと、少しずつ”読める・聞き取れる”範囲が広がります。それら断片的な単語が組み合わさると文章になるのですが、単語を組み合わせる方法は何でトレーニングすれば良いでしょうか。

それが文法です

中国語の文法は漢字パズルの組み合わせパターンのようなものです。語彙が備わっていることに加え、どれだけの文法パターンを知っているかどうかで”書ける/話せる”か違ってきます。それでインプットからアウトプット学習に変えてゆくために文法もきちんと学びましょう。

アウトプット学習の相乗効果

アウトプット学習はインプット学習よりも記憶の定着が良いと言われています。それでアウトプット学習をすることで、記憶の幅を広げてより多くの情報を記憶させてゆくことができます。記憶できばアウトプットできますので、プラスのスパイラルが生まれてきます。

何をすべきかリスト
  • 読めなければ→語彙を増やす
  • 聞き取れなければ→単語の音を聞く
  • 聞き取れても、話せなければ→語彙を確認・文法のレベルを上げる
  • 読めても書けなければ→語彙を確認・文法のレベルを上げる

※ある程度”書けたり/話せたり”できるようになったら、さらに”読み/聞き取れる”ように単語を増やしながらインプット作業をするとワンランク上の文法を用いて込み入った会話や文章が書けるようになります。
 

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