中国に留学する先の大学の学期について

いつ中国へ渡るのか計画を立てる上で留学先の大学の学期を知っておく必要があります。いざ行ってみたら長期の休みで誰もいなかったなんてこともありますのでw

中国の大学は二学期制

中国留学されるほとんどの方が「漢語班」と呼ばれるクラスに入ると思います。これは3~4年徹底的に学ぶ本科生とは異なり、半年ごとで入学して授業を受けられるタイプのクラスです。

1年間に二つの学期があり、9月~1月上旬と3月~7月上旬までになります。つまりそれ以外の期間は全て休みになるのです。冬休みと夏休みが非常に長いのが特徴です。

なぜなら中国の春節は1月下旬から2月上旬の期間に入るので「民族大移動」が起こるのです。一般企業ですら10日~二週間の休みになるところもあります。個人商店なんか1~2ヶ月閉まっているところもありますし、そのまま故郷から帰ってこないとこもありますw

中国留学をする外国人は日本や韓国のように比較的近い人もいれば、ヨーロッパ人のように留学中は本国に戻れない人もいます。どんな風に休みの期間を過ごすのでしょうか?

一般の語学教室に通う手もある

お金と時間がある留学生は休みの期間中国全土を行きめぐるなんて人もたまにまいます。しかし、真面目に学びたい人は個人経営の語学教室に通う人も少なくありません。

実は中国語留学で外国人が来る大学の近くには必ずといっていいほど個人経営の教室があります。普段の大学の授業は月曜~金曜日の午前中だけなので、その他の時間はフリーになるのです。

頑張る人は午前中大学で学び、午後は語学教室でさらに学ぶ人もおられます。名前は出せないのですが、NHKが特派員として中国に使わしている方が大学にいました。

この方は午前大学で、午後は教室で真面目に学んでいたので1年間でHSK(旧)の8級を取得されました。実用レベルでは中国語ペラペラの域です。

個人経営の学校は大学が休みの時期も開いているので、その時期だけ通う人も少なくありません。教師のレベルはさほど高くないのですが、少数人数で楽しく学べるのが特徴です。

授業用も安く、私の通っていた学校は1時間当たりに直すと300円以下でした。現地ならではのお得な学び方です。

ビザの取得について

日本できちんと手続きをするのであれば別ですが、私の場合も「まずは行って」それから大学を探して申し込んだのでビザは学生ビザではありませんでした。

学生ビザは費用が安くて済むのですが、現地で仕事ができないというデメリットもあります。少し費用は掛かるけど何かと融通を利かせたいのであればこんなのもあります。

2年マルチの訪問(F)ビザが今のところ最強です

中国には色々なタイプのビザがありますが、訪問(F)という何でも対応できるタイプのビザがあります。不特定の目的に使えるというのがいかにも中国らしいですが便利です。

多次(マルチ)というのは特定の期間であれば何度でも中国へ出入国してもOKというものです。2年物は長く使えるので、個人で留学してその後も滞在できるのが助かります。

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