中高年者が中国語教室に通う際に考えたい点
中国語会話教室を選ぶうえで重要なのが、教室そのものの質や講師の質ですが、自分自身のことも考えた上で通うかどうか決めるのも同じほど重要になってきます。(関連記事:年齢と学習の関係)
中国語学習の呑み込みはゆっくり
年齢が高ければ中国語を話せないというわけではありませんが、”どれだけ速く覚えられるか”は若い人と比べて時間がかかることが少なくありません。
原因としては年齢的に覚えるスピードが速くないのと、学習そのものから遠ざかってる期間が長い人が多いからです。「学んで物事を覚える」ことに慣れている人はこの点さほど問題はないでしょう。
「自分が思っていたよりも長く教室に通うことになった」場合に金銭的に続けられるのか考えなくてはなりません。ある程度の期間は独学で学んで知識を蓄えてから教室に通っても遅くありません。
若者に混じって楽しく学べるか?
別の点としては、複数人の会話クラスで若者たちに混じって授業をうける時に遠慮せずにコミュニケーションをはかれる度量も必要です。年齢を気にせずに新しいことを学ぶるのであれば問題ありません。
自分の覚えるスピードが遅いので申し訳なく思うのであれば、クラスのランクを1つ落としてもらうのも実際的な方法です。或いは中高年の方たちが割合多く通っている教室を選ぶのも良いでしょう。
私の見た限りでは、地域交流の一環として中国語を教えてくれるタイプの教室は中高年者が多いので安心して学べるタイプの形式になっています。
自分が楽しめればソレでOK
年齢に関わりなく誰でも新しいことを学ぶのであれば『1年生』からスタートです。まだまだ若い(?)私の立場から言わせていただくと、中高年の方が新たな事を始められるのは素晴らしいことだと思いますし、他人の覚えのスピードは全然気になりません。
なので、ここの部分は本人の問題だと思います。若者たちと並んで同じ事を学ぶのを楽しめればソレでいいんじゃないかなぁと思います。自分が楽しければOKなので周りのことはあまり気にせずマイペースで学ぶのが一番です。
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