中国語教室を上手に選ぼう
中国語教室が向いているタイプの人
一から全て教えてもらいたい人。時間とお金があるけれど自分で学ぶのはちょっと抵抗がある・・という人は中国語教室が向いています。まずは受け身で中国語を学びたい人もこの部類に入ります。
発音だけ教わりたい人。教室によっては発音だけ特化して教えてくれるところもあります。週一回程度で1~2ヶ月通うだけで正確な発音を身に付けられるでしょう。
相応しい先生の選び方
管理人も中国留学時代に会話教室で個人レッスンを受けたのですが散々でした。その経験と見識を元に相応しい先生の選び方をご紹介します。
一言で「性格の良い人」がいいでしょう。生徒に矯正すべきとことがあっても「ダメ!」とか言ってしまう先生はNGです。プロは生徒を否定しません。(大学の先生たちは皆そうだった)
中には見下げているような雰囲気を醸す先生もいますが、これもNGです。さっさと先生を替えてもらいましょう。
生徒が理解できない部分を的確に解決できる先生もおすすめです。「中国語とはこういうものだ」とか「そのうち分かるようになるよ」というのは生徒を理解させる教え方ができない先生の言い訳です。
「中国人色」と強く出してくる人もNGです。時間や約束を守らない、教え方がいい加減といった先生です。実際中国で生活しているとこういう人に多く出くわしたのですが、教育者としては考えものです。
色々と駄目出しをしてしまいましたが、こちらも決して安いとは言えない金額を出して中国語を学ぶので、ある程度の要求はしても構わないと思います。気持ちよく中国語を勉強したいですし。
タイプ別中国語会話教室
ネットで中国語会話教室を調べ回ってみた結果、中国語教室を大きく3つに分類することができましたので、自分のお住まいの地域と照らし合わせて参考にしてください。
公民館やサークル
地方で展開されているローカルなパターンです。個人やサークル・市町村などが運営しています。営利目的ではないので受講料が会場代と先生へのお礼代だけ(つまり実費)なので非常に安く、年単位での受講が可能なのが大きなメリットです。
先生はその地域で働いている人から大学の講師や留学生まで様々です。中国語を教えることそのものが初めての人も少なくないと思いますが、初中級程度までだったら問題ありません。(初中級=中国の小学生レベル)
管理人も経験がありますがローカルな地域に住んでいれば、中国人そのものと接することができることそのものがありがたく、楽しい経験となりますし、友だち感覚で教われるので意外とレベルアップ出来る環境にあると言えるでしょう。
個人で開設している教室
地方都市部などで多いパターンです。中国人か日本人が個人で教室を開設しており、運営者=先生という所も少なくありませんので、教室の良し悪しを判断しやすいと言えます。
費用も比較的安く、1時間1,000円程度の教室も中には存在します。個人経営なのでレッスン内容や授業時間などに融通が効くのも大きな特徴です。
法人で運営している教室
いわゆる「会社」として運営している会話教室です。中大都市部の沿線沿いに位置し、駅から近く便利な場所にあります。一昔前にもてはやされた「駅前留学」というタイプの教室です。
先生の質も高く、日本語検定試験1級を所持していたり高い教育背景を持つ教師も少なくありません。
最大のデメリットは費用が高いことです、マンツーマンのレッスンだと1時間当たり4,000~5,000円の所もあります。金銭的にかなり余裕があれば有益な選択肢といえるでしょう。
中国語教室選びの最大の難関は?
◆近所に教室がないことです・・
物理的に通えない方がほとんどだと思います。仮に通えたとしても、家から教室まで片道1時間掛かるとしたら、往復2時間・・レッスンの賞味時間と比べても勿体ないですよね。
ここ数年のネット環境の整備で自宅からでもリーズナブルな価格で個人レッスンが受けられるようになっているのをご存じでしょうか?
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