中国語会話教室の基本的な2つのスタイル

中国語の教室には大きく分けて2つの授業形式があります。各形式にはどんなことが含まれるのかを覚えておき、教室選びにお役立てください。

会話スタイルの学習

会話スタイルというのは文字通り『会話中心』の学習方法です。教室によっては机上の中国語文法の学習よりも「多く話して多く聞く」いわゆる「多说多听」の考え方を採用しているところも少なくありません。

多くの学習者にとって自宅でテキストに向き合って文法をひたすら学ぶことは難しくないのですが、いざ人前に出て話すのを苦手とする人が少なくありません。

会話をすることでアウトプット能力を伸ばして「言語に対する反射神経」を強めてゆくことができます。中国人の知人や友人がいない限りは得ることのできないので、貴重な機会だと言えるでしょう。

生徒数は少なければ少ないほど会話の機会が増えますが、3人くらいが上限でしょう。

授業形式で学ぶ

授業形式というのは文字通り「学校の授業」のようなスタイルで取り組む学習方法で、教師1人に対して生徒が多数おり、教師の説明中心でクラスを進めてゆくタイプです。

教室が用意した独自の資料や市販されているテキストを用いることが多く、「予習-本番の授業-復習」をすることでしっかりと身につけることができます。

学習の切り口としては会話中心ではなく文法が中心になることが少なくありません。会話中心だと人数が限られますが、文法中心の授業は生徒の数に左右されづらいからです。

発言することが会話形式よりも圧倒的に少ないので、インプット中心で学びたい人向けのスタイルです。もちろん分からない所は自由に先生に聞くことができるので心配いりません。

自分に合った方法はどちらかを見極る

教室に通うということはお金と時間を使うことになるので効果的に用いたいものです。自分自身にとって独学や自力で実践できる部分は何か?費用を掛けてでも取得したい部分は何なのかを考えてから決めると費用に見合った効果を期待することができます。

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