中国語会話教室の学習形態に慣れるかどうか
仮に講師×生徒2~5人程度の小規模クラスに通うとして、果たしてこのタイプの学習形態が自分に向いているのかどうかを検証したいと思います。
小規模クラスの構成
このタイプのクラスは小規模クラスのタイプに属するもので、講師と生徒との距離も比較的近くてそれぞれが発言しやすい規模と言えるでしょう。授業時間は1時間から1時間半程度です。
授業料も1対1のクラスに比べると比較的リーズナブルなので、通いやすいタイプの類に属するかと思います。
発言する機会と自分の性格との関係
中国語会話教室はあくまでも『会話力』を伸ばすためのものなので、どれだけ発言できるかがポイントになります。講師は全ての生徒が均等に発言の機会を得られるよう当ててゆくのですが・・
内気な性格の方や恥ずかしがり屋さんだとなかなか自分の意見を人前で述べるのに躊躇してしまう傾向があるようです。そうすると『受動的』になってしまい自分から進んで発言がしづらくなります。
自分の性格を直すのには時間がかかりますし(私はそれ自体が悪いとは思いませんが・・)複数人の中で遠慮無く発言する自信がないようであれば、この学習形態による中国語の伸び方は緩やかになるでしょう。
周囲を気にし過ぎないことも大切
日本人はおおむね「周囲との関係で」無意識のうちに自分を位置づけてしまう傾向があるようです。しかし、周囲にいる人のタイプで自分の学習が左右されてしまうのも残念なことです。
私は留学時代に多国籍の生徒たちと共に勉強をしましたが、欧米人のほうが周囲を気にせずに発言をしてゆくので、彼らのほうが会話力の向上は圧倒的に速かったのを覚えています。
その中には「周囲の事はお構いなし」の人もいて迷惑する場面もあったのでバランスは必要ですが・・全体的に日本人は遠慮する傾向があるので、あまりクラスの他の生徒との関係を気にし過ぎないようにしながら学べる人は向いていると言えるでしょう。
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