受け身学習と能動的学習との違い
受け身学習とは
受け身学習のスタイルにはどんなものがあるでしょうか。
思いついた代表的なものを挙げてみましょう。
- CD教材を聞き流す
- DVDを見る(映画や講座など)
- NHK講座を聞くだけ
これらの学習スタイルの特徴は「取り入れるだけ」の学習形態です。採用した学習方法そのものが何かをやってくれる形態です。
学習者が積極的に関わらなくても物事が進んでゆくので、楽な反面内容が身につかないリスクもあります。
オススメしたいタイプの人は、学業や学習そのものから離れてかなりの期間が経過してしまった人、特に中高年者です。最初から能動的に中国語を学ぶのは結構力が要りますので、リハビリのつもりで取り組むのも良いでしょう。慣れてきたら学習形態を変化させましょう。
能動的学習とは
能動的学習とは、学習者が積極的に物事を考えて関わる学習法で、受け身学習より多くの思考を働かせます。
- 会話練習をする
- テキストを読んだり、理解しながら文章を書く
- 中国語の授業で積極的に発言をする
メリットは能動的に物事を考えるので、思考力や応用力が付き、学んだ内容の記憶も定着しやすくなります。特にコミュニケーションスキルを伸ばす上で能動的学習は欠かせないと言えるでしょう。