第7課-副詞の使い方
副詞は述語部分の装飾が目的で動詞・形容詞を修飾します。
動詞や形容詞を修飾して表現をより一層明確なものにしますが、役割として肯定や否定、時間や範囲、程度や頻度、語気や状態などを具体化する働きがあります。
基本表現を覚えてみよう
例文1:我也参加今天的足球比赛。
ピンイン:wǒ yě cānjiā jīntiān de zúqiú bǐsài
日本語訳:私も今日のサッカーの試合に参加する。
※動詞は”参加”なので、副詞の”也”はその前の部分に入ります。
例文2:他们都是日本人。
ピンイン:tāmen dōu shì rìběnrén
日本語訳:彼らはみんな日本人です。
※注意したいのが、この文で動詞は”是”(英語のbe動詞に近い)だということです。ですから、副詞の”都”は動詞”是”の前に入ります。
例文3:那里的风景多么漂亮啊!
ピンイン:nàli de fēngjǐng duōme piàoliang a
日本語訳:あそこの風景はなんて綺麗なんでしょう!
※多么+形容詞で「なんて~だろう」と感嘆文を作る時に用います。
副詞が文頭に来ることもあります
“大概” dàgài(多分)や”恐怕” kǒngpà(恐らく)などがあります。
例文:恐怕她不会同意。
ピンイン:kǒngpà tā bùhuì tóngyì
日本語訳:恐らく彼は同意しないだろう。
名詞の前に置くことができる副詞もあります
“都”dōu(もう、すでに)や”只”zhǐ(だけ)などがあります。
例文:都十二点了,你回来吧!
ピンイン:dōu shí èr diǎn le , nǐ huílái ba
日本語訳:もう12時だ、帰って来なさい!
副詞を上手に使いこなすコツは、先ず動詞や形容詞がどこにあるか見極めてから装飾する副詞を考えて加えます。
中国語は語順が命なので、必ず動詞や形容詞の前に置くようにしましょう。慣れてくると表現の幅が広がりますので、文章力がレベルアップするのを感じることができます。
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