第1課-動詞述語文

“I love you”と”我爱你”は同じ語順

主語+述語の部分が動詞になる文を動詞述語文と言います。

超基本形:S(主語)+V(動詞)の文

◆我去 wǒ qù:私は行きます

◆我吃 wǒ chī 私は食べます

これだけだと、どこに行くのか/何を食べるか分からない意味のない文章になってしまうので、目的語を挿入します。

◆我去上海 wǒ qù shànghǎi 私は上海へ行く

◆我吃方便面 wǒ chī fāngbiàn miàn 私はカップ麺を食べる

S(主語)+V(動詞)+O(目的語)が動詞述語文の基本文型です。

中国語の文型は英語の語順と同じです。英語の”I love you”と中国語の”我爱你”は同じ語順になります。なおかつ、時制による動詞の変化が全く無いので覚えやすいのが特徴です。

疑問形と否定形

疑問形にする一番簡単な方法は、文末に「吗」を挿入する方法です。

◆你去上海?nǐ qù shànghǎi ma あなたは上海へ行きますか?

もう一つの疑問形は、「反復疑問文」です。日本語の「するか/しないか」のように、肯定形と否定形を両方くっつけて相手にどちらをするかYes/No形式で聞く方法です。

◆你去不去上海? (上の文と同じ意味)

否定形は動詞の前に「不 bù」を付けます。過去の動作を否定する時は「没 méi」を動詞の前に付けます。

◆我去上海 wǒ bú qù shànghǎi 私は上海に行かない

◆我去上海 wǒ méi qù shànghǎi 私は上海へ行かなかった

これが中国語の基本とも言える動詞述語文です。初めは”我爱你”のような簡単な文章から覚えましょう。

次に目的語だけを入れ替える練習、主語だけを入れ替える練習をすると少しずつですが文章表現の幅が広がります。

単純作業のように思えますが、中国語の超基本形なので繰り返せば繰り返すほど基礎の力が付きます。

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