経験を表す(~したことがある)文の作り方

過去の経験を述べる表現

「过」は動詞の後に置かれると、動作や行為が以前に発生したことがあることを表します。「~したことがある」と、今までの経験を強調して用いる時に使います。

我学汉语。wǒ xué guò hànyǔ
-「私は中国語を学んだことがある」
 
我吃北京烤鸭。wǒ chī guò běijīng kǎo yā
-「私は北京ダックを食べたことがある」

疑問文の作り方

你去过天安门?nǐ qù guò tiānānmén ma
-「あなたは天安門に行ったことがありますか」
 
反復疑問文は・・

你去过天安门没有?nǐ qù guò tiānānmén méiyǒu

動詞が複数出てくる場合

連動分を使って過去の経験を表すときは、(2つの動詞が出てくる)二番目の動詞の後に”过”を付けます。
 
北京饭店吃过北京烤鸭。
wǒ qù běijīng fàndiàn chī guò běijīng kǎo yā
-私は北京飯店に行って北京ダックを食べたことがある。

否定形の場合

还没去过天安门。wǒ hái méi qù guò tiān ān mén
-「私はまだ天安門に行ったことがありません」

ワンポイントアドバイス

「过」を伴う文の中に“曾经 céngjīng”が出てくることがあります。
副詞で「かつて、以前に」の意味です。
 
例文:我曾经在北京住过五年。
wǒ céngjīng zài běijīng zhù guò wǔ nián

-「私はかつて北京に五年住んでいたことがある」
 
“曾经”は以前の動作や状況に用い既に終わっているものを指します。
上の文からすると話し手は既に北京には住んでいません。


これは“已经 yǐjīng”(副詞:既に、もう)を使う文と異なりますので、試験などの時は特に気をつけましょう。
 
例文:我已经住北京五年了。
wǒ yǐjīng zhù běijīng wǔ nián le

 
-「私は既に北京に住んで五年になる」→今も北京に住んでいる

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