言語の成長は階段式
一般的に言語の成長は階段式と言われています。しばらくの期間は勉強をしていても”向上した”感覚が味わえないまま時が過ぎ、予想もしていない時に何かのきっかけで自分の言語力が上がったことに気が付きます。
これが”階段式”と言われる理由です。
皆さんも経験がおありでしょうか。人によってはきっかけがテストだったり一通り学習の過程を終えた瞬間かもしれません。
管理人の経験を紹介します。(長いので辛抱してお付き合いください)
管理人の痛い経験
中国で生活していると外国人の住民登録が求められます。
皆さんはその時どこに行くかご存知ですか?
役所ではありません。
「警察」なのです。中国では個人の戸籍等を警察が管理しています。
まさに警察国家!!
それで毎回日本から中国へもどった後はパスポートを持参して警察署まで登録に行かなくてはなりません。
いつもと違う担当官、嫌な予感・・・通常は2~3分であっさり終わるのですが、担当官いわく「ここでは受け付けていないからビザの申請をして欲しい」との事。
明らかに相手のほうが間違っていたので「なにを~!」と思いましたが、ここは冷静にたどたどしい中国語で説明。しかし全く分かってもらえません。
やりとりをしているうちに、担当官の携帯電話を渡されて「電話口の人は日本語ができるので説明して欲しい」と言われてたので、話してみると相手の中国人はヘラヘラしてるだけで日本語が全然できず。
「あんた誰なの?」と聞いてみたら担当官の”ただのお友達”でした。「公務に関係ない人を挟むな~(#゚Д゚)ゴラァ」という感じでしたが中国語でも言えず。
結局何とか話し、やっとのことで手続きしてもらえました。
(嫌々やってくれましたが)
嫌~な手続きの帰り道、ふと「自分って中国語できるじゃない」と思い自信がついたのを覚えています。
で、何が言いたかったのか?
中国語を学んでいると、ある期間「学ぶ割にはレベルアップしていないんじゃないか」と感じることがあるかもしれません。しかし、学習法が正しければ必ずレベルアップできます。それがいつか分からないだけのことです。